弘前藩12代目藩主津軽承昭甲冑について

青森りんご歴史伝承家 木浪真由美です。

【弘前藩12代藩主津軽承昭 甲冑について】

昭和14年、津軽家は東京松坂屋にて弘前藩津軽家に代々伝わる財宝・美術品を売り出した際、

阿部家はその内、弘前藩歴代藩主12体の甲冑をまとめて買い上げている。また、2代藩主に正室として輿入れした満天姫が持参した巻物を3服の屏風にしたというものも購入している。

また12代藩主正室か継室の嫁入り道具の衣装箱2個と文机購入

弘前藩大広間に飾ってあった置物、槍数十本など。祖父(阿部家14代誠一郎)は出来るだけ買い求めた。弘前藩津軽家のものを日本全国に散らしたくないという思いがあった。

その後日本は戦争へと向かい終戦後毎年虫干しをした。1体が20㎏を超えるので並べるだけでも大変で、その内傷みが激しくなり壊れだしたため、売却を決意。

昭和33年、甲冑11体(為信から11代順承(ゆきつぐ)まで)を某有名企業社長がまとめて購入。残る12代藩主承昭の甲冑のみ手元に残した。理由はまだ新しい為損傷していないので管理がしやすい事と、11体でも12体でも売却額が変わらなかった為である。

この売却額で明治時代の一円銀貨(明治初の銀貨)を購入