わたくし、なんと!
その時少し触れた
三本足梯子の現物を発見したんです!!!
うそです。
郷土史家の小笠原豊さんに
教えて頂きました。
場所は、平川市文化センター2階郷土資料館です。
ここはりんごオタ女の私達には聖地になると思います。
写真ではなかなか三本足なのが解らないかもしれません。
いろんな物が雑多に置かれているので
写真に収めるのが難しい。
興味のある方は是非、直に見てみて下さい。
三本足梯子ってこういう事!って思いました。
小笠原さん曰く、傾斜がある所はとても使いやすいのだとか。
そして特筆すべき点は
この三本足梯子の持ち主が
あの木村甚彌さんだという事です。
だれ?そう思いますよね。
私も半年前まではそうでした。
でも今はこの方をおいてりんごの歴史を語れない事を
理解しております。
なんと、小笠原さんは木村甚彌さんから
直接、この梯子を譲り受けたのだそうです。
木村甚彌 1901~1982(明治34~昭和57)
平川市柏木に生まれる。
盛岡高等農林学校を卒業し、北海道農業試験場に勤め
水稲の病害を研究。昭和3年から青森県農業試験場園芸部(現青森県りんご試験場)
に勤務しりんごの大敵モニリア病の防除体制を確立した。
それらの功績により
北海道大学から、農学博士の学位を授与された。
昭和45年りんご関係者により木村甚彌りんご顕彰が発足し
昭和46年から毎年りんご産業の振興に功績のあった団体、個人に対して
木村甚彌賞が贈呈された(平成28年まで)
生前「こうとく」「アンビシャス」の新品種を商標登録した。
写真提供 公益財団法人青森県りんご協会
「こうとく」は多くの人々から絶賛と聞く品種です。
特に、弘前市石川産の「こうとく」で同農協産の一定規格以上の果実は
「こみつ」というに規格に認定され、
蜜がびっしり入った人気銘柄となっています。
実は私、まだ食べた事がなくて
今年その時を楽しみにしています。
木村甚彌さんに敬意を表して、この「こうとく」を
開発中のカードゲームの青森県内産品種7に入れました。
展示されている木村甚彌さんが使っていた三本足梯子の周りには
貴重な資料が沢山展示されています。
追々、ご紹介していきますね。